ワークライフバランス 海外(ドイツ)編

ドイツ

こんちわ!ジモンです。プロフィールでも書きましたが、自分はドイツに住んで仕事をしてます。ドイツは2回目で、通算7年目。(早い、もうそんなに経つのか)日本では昨今働き方改革なるものが叫ばれてますが、ヨーロッパは仕事とプライベートのバランスが素晴らしく取れてると思います。(時にプライベート優先しすぎと思うこともありますが、それはここでは内緒で!)

ドイツにはワーク・ライフ・バランスなる用語はあるかもしれませんが、日本ほど意識されず自然に実践されているのではないでしょうか?

ドイツの労働時間法でも週48時間以内と決められており、金曜日15:00過ぎるとオフィスはほとんどガラガラになります。朝は早く出勤し、夕方17:00ごろにはしっかり終わり、家族または友人との時間をしっかり過ごす。徹底してます。夏休みも普通に2週間~3週間連続でとります。

最初のころは”マジか?”と思いましたが、欧州通算11年にもなるとそれが当たり前。自分も夏休みは2週間確実にとります。そうなってくるとなぜ日本ではそれが実現できないのか?と思うようになりました。

  • 上司が長時間仕事をするから帰りにくい?
  • 余暇に没頭できる趣味なるものがなく、仕事人間が多いから?
  • 家庭内に居場所がない?

などいろいろと個別理由はあると思います。

しかしながら自分が考える一番の理由は”業務により出した結果ではなく、働いた時間の長さに比例して評価される傾向がまだあるから”ではないかと思います。

数年前より成果主義評価なるキーワードが注目を浴びましたがこれだけでは当然だめで、もう一個踏み込んで採用のやり方すら変えないと根本的な変革はないと思います。日本では新卒(大量?)採用というものが未だあり、採用したメンバーをあまり個人の能力にかかわらず(特に文系のポジション)、各ポジションにバラまくというやり方かと思います。一方で欧州(というか海外)は、外部からそのポスト(会社ではなく!ここ重要)に応募してくるやり方により適材適所が確保され、かつそのポジションで求められる成果により処遇など決まるシステムです。自分も欧州で仕事する中で、このような採用面談や逆に解雇の場面に何度も立ち会ってきました。今回のコロナ騒動により、業務の中に普通にリモートワーク(在宅勤務)は取り入れられてくるでしょう。そんな中メンバーが一日何時間働いているか?なんていう管理は不可能であり、途中途中で進捗確認などをするにしても最終的に出てくる成果に比重を置いた評価にしていかざる得なくなると思います。

先日お話する機会があったスイスのリーダーシップをメインとしたビジネススクールのIMDの方とお話する機会がありましたが、日本の企業が変わっていかなければいけない部分は正にここと仰っておりました。

ワークライフバランスと一言でいうが、このように日本と欧州では

  • 家族、友人と過ごす時間の重要性に対する価値観の違い
  • 業務における評価方法と、さらにその根底にある採用方法の違い

の大きく二つあり、乗り越える壁はまだまだ高いと思います。

でも一つ確実なのは欧州の人たちはこれが実現できているからか、オンオフ管理がしっかりできていて、皆元気いっぱいで充実した人生を生きていることは間違いないでしょう。

このような経験を海外で肌感覚で身に着ける日本人がどんどん増えていけば、日本でのワーク・ライフ・バランスのスピードも加速するのではないかと考えます。

そんな人生送りたいですよね、皆さん!夏休み2週間取りたいですよね、皆さん!

 

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