こんばんわ!ジモンです。
当初の勢いは薄れつつあるものの、いまだ第二波も余談ならないコロナ。
こちらドイツも3月末くらいからコロナ対応が始まりましたが、
やはり困ったのがマスクです。
マスクの手配もそうですが、そもそもマスクに対する考え方と
いったほうがいいでしょうか。
日本人にとってマスクは日常生活品の一つですが、
ドイツではドラッグストアーなどにはなく専門店(軍事用)
にしかないものでした。そしてコロナとなればさらに品薄感が半端ない。
日本人やアジア人は飛行機に乗る際に乾燥防止などで
マスクしたりしてましたよね?
空港でよく歩いている姿を見かけましたが、確かに欧州人は
あまり見かけませんでしたね。。。
また病気したら”外出しない・出社しない”が徹底しているので
基本菌をまき散らすことがないという考えなのです。
だからこちらでマスク姿を見かけることはコロナ前はなかったですね。
今でこそ、法律で公共交通機関やスーパーなどのマスク着用は
義務づけられており、破れば罰金という厳しさです。
(50-100ユーロ)やると決めたら徹底的にやるドイツらしいですね。
それでもやはり文化的に受け入れがたい気持ちは根強くあるようで、
8月末にはドイツ・ベルリンでデモもあったようです。
デモにまで発展するマスク議論。日本じゃ考えられませんよね。

自分は会社への通勤は車、かつ会社内ではマスクは不要なので
一週間の中でマスクをする機会はかなり少ないほうです。
しかし家族は学校への送り迎えは電車であること、
また子供の小学校は授業中もマスク着用が義務付けられている。
これはなかなか大変で息が詰まるものだと思います。
子供に聞くと”もう慣れた”言いますが、慣れなくてもいいものに
なれない悲しい世の中になっちゃったなと感じてます。
さらに個人的に恐ろしいのは子供のころからマスク着用が当たり前の文化です。
常に一枚のフィルターを通して注意深く生活していかなくてはならない。
彼らが大人になった時にマスクなしでは生きていけない世の中になっては
しないかと思うとぞっとします。
欧州などでは握手やハグ(抱きついて挨拶)の文化はどのように
伝承されていくのでしょうか?
このようにコミュニケーションのやり方という生活の根幹まで
揺るがすコロナは本当に憎い。
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