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おはようございます。
思い返してみるとちょうどの去年の今頃、
日本では消費税が10%になりました。
自分が日本を出て約11年がたちますが、
その間に2回も変わってているんですね。
日本は次いつ12%なのかという議論もあるようですが、
こちらドイツは19%(軽減税率対象品は、7%)です。
ちなみにこちらでは付加価値税(VAT)というのですが、
消費税と付加価値税ってなんか意味違うのでしょうか?
ジモン調べてみました笑!結論を簡単に言うと
- 付加価値税:生み出される価値に税金を払う
- 消費税:消費することに対して税金を払う
- 考え方は、結局は同じもの!
もう少し詳しく知りたい方は、以下も覗いてみてください。
違いがないとわかったところで、ドイツの付加価値税の話に戻ります。
今は、税率もコロナの関係で16%/5%に6月くらいから
期間限定で減率されてます。
生活必需品といわれるものは基本7%, その他贅沢品に
分類されるものが19%です。
ちなみに以下はつい先日スーパーでのレシートです。
この中で、贅沢品に分類されているのは緑色網掛けの
リンゴジュースとレジの紙袋だけです。
飲み物もどこまでが軽率減税適用なのか、ちょっと
今度調べてみようと思います。
ちなみに、炭酸水も贅沢品扱いでした。
逆にビールは生活必需品かも笑。
レジ袋においてはドイツはだいぶ前より
エコバック推進国なので理解できますね。
余談になりますが、その緑網掛けの上の”Original”は
プリングルスのオリジナル味なのですが、日本には
同じ味はないのですね。(並行輸入品のみ)
(日本用にうましお味にアレンジされている模様)
ちなみにドイツは付加価値税だけでなく、その他税金も総じて高い。
給料も額面から手取りで約35%は引かれる。ここには年金、
健康保険なども含まれるが日本よりも高いはずだ。

このように総じて税金の高いドイツであるが、社会保障などに
しっかりと還元しており、ドイツ住民に安心を与えている印象を
うける。
児童手当だけでなく、保護者手当というのもある。
出産・育児休暇中に仕事ができないことによる収入の
サポートを14ヶ月間受けることができます。
またドイツは小学校から大学までの学費が無料である。
(一部私立は除く。また学校から文房具の支給もあるようだ。)
ドイツの教育システムはまた我々日本人にとってユニークなので
また別の機会に書こうと思っている。
コロナ渦の中、ドイツ政府は早々と企業・飲食店へのサポート
を次々と打ち出した。それもこれもこのような税金施策なくしては
実現できないものである。
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